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研究活動・研修活動

現在活動中の研究会・研修会

■研究会
「カルト問題から考えるキリスト教社会倫理の課題」
「環境・共生・協働のコミュニティー教会の将来ー」
「日本基督同胞教会関係資料収集研究会」

(以下、所属、役職は基本的に活動当時のものです) 

■研究会

「カルト問題から考えるキリスト教社会倫理の課題」研究会

 2023年4月発足。
2022年7月、安倍元首相が遊説先で山上徹也容疑者の銃撃により死去して以来、連日の報道で「世界平和統一家庭連合(旧統一協会)」と政界の癒着問題が明るみに出た。富坂の『あなたはどんな修行をしたのですか?-オウムからの問い、オウムへの問い』(2004年)は大変興味深いプロジェクトであったが、キリスト教社会倫理の視座でさらに深める必要性があるだろう。キリスト教「信仰」のあり方や「宗教批判」のなかで整理すべき課題がある。また、既成宗教団体であるがゆえに「この線を踏み越えた時にカルト化する」といった、「宗教の政治化」、「政治の宗教化」などの問題を考察する必要性を痛感してならない。山上容疑者による事件は、私たちの社会が「宗教の政治化」、「政治の宗教化」の問題をきちんと整理するようにとの、既成キリスト教の「神学」や「キリスト教社会倫理学」への厳しい問いではないか。「キリスト教系カルト」のなかでも欧米系のカルト、特に朝鮮戦争期に発生した神秘主義キリスト教の流れを汲むカルトが多大な被害を与えている。それがアメリカ型のメガチャーチ志向と結びつき、軍事政権や保守政権と癒着して膨れ上がっている。既成のキリスト教にみられる、パワハラ、アカハラ裁判や教会での裁判など、ある種の「カルト化」現象の本質にまで届く研究プロジェクトの実施を目指している。 

「環境・共生・協働のコミュニティー教会の将来ー」研究会

日本基督同胞教会関係資料収集研究会

 2021年4月発足。
 米国基督同胞教会がこの国に伝道を開始したのは1895年(明治28年)に遡る。その結果生まれた教会は、渋谷教会(現・豊沢教会)、本所緑星教会、原宿教会、世田谷教会、新宿西教会、野田教会、船橋教会、松戸教会、市川三本松教会、小田原十字町教会、沼津香貫教会、静岡一番町教会、御器所教会、大津教会、草津教会、膳所教会、瀬田教会、京都丸太町教会、洛西教会、上鳥羽教会、大阪扇町教会、石橋教会、甲南教会などがある。その殆どは1941年の日本基督教団合同に参加(第3部)に所属した。同教会出身の伝道者・神学者は、有賀鉄太郎、安田忠吉、中路嶋雄、土岐林三、宮内俊三、木村義雄、村上俊など。年会記録や同胞教会機関紙など関連資料が保存されている教会もあるが、全体として収集・整理されていないのが現状である。本研究会では、同胞教会関係資料の収集、データベース作成、同教会史の編纂に取り組む。かつて同胞教会に所属した各教会に呼びかけて資料の提供を要請し、また編纂作業への協力を呼びかけたい。そのことで、諸教会との関係を強化すると共に、その理解を得ることにつながることを期待している。

「兵役拒否・平和主義・エキュメニズム」研究会

 2019年10月発足。
 近年、特に欧州において徴兵制の復活など兵役をめぐる様相が大きく変化してきた(2018年時点)。キリスト教会は、兵役や武力による《人道的介入》をどう理解するのか。世界教会協議会(WCC)は、戦争への反省から平和主義を標榜してきた。とくに「暴力克服の10年:和解と平和を求める教会」という取り組みは、戦争・紛争を含む暴力を阻止し、克服してきている様々の取り組みを強化する運動を展開している。本研究会では、エキュメニズ(平和主義)を視座として、特にヨーロッパ、アジアにおける兵役の実情を分析し、当該国の兵役を容認する理由とその事情が何であり、この問題とキリスト教はどう向き合っているかなど、教会が直面している矛盾や葛藤を明らかにする。そして、とくにエキュメニズムの視座において兵役の問題と平和主義の課題を学際的に検証したい。ロシアがウクライナを侵攻している今、その研究成果が問われている。

「日本におけるキリスト教フェミニズム運動史-70年代から現在まで」研究会

 2019年4月発足。
 日本のキリスト教界では70年代の「ウーマンリブ」と連動して、キリスト者女性たちから既存のキリスト教神学や実践の性差別性を問う運動が始まり、それは教派や地域を越えて今日まで続いている。
本研究会は、70年以降の日本のキリスト教界におけるフェミニズム運動の主張と活動を、運動が残してきた各種発行物(学術論文、各種集会報告書、団体ニュースレター等、記録類)、ならびに運動を担った女性たちへのインタビュー記録(特に初期の人々)等を資料とし、この運動がどのようにキリスト教界におけるジェンダー平等の実現を推し進めてきたか、あるいはそれを阻まれてきたか、運動の中でどのような議論がなされてきたのか、他宗教を含む一般社会のフェミニズムとどのような関係を持ってきたのか、今どのような課題に直面しているのか等を明らかにしていく。「キリスト教神学や実践の性差別性」を問うてきた人々の自己認識は多様であるが、そうした状況をどう受け止め、何をもってフェミニズム運動史に位置づけていくのかも本研究会の課題の一つであろう。
  【研究会メンバー】
大嶋果織(座長・共愛学園前橋国際大学教員)、工藤万里江(研究会主事・立教大学大学院博士後期課程)、山下明子(世界人権問題研究センター嘱託研究員)、山口里子(日本フェミニスト神学・宣教センター共同ディレクター)、堀江有里(法政大学大原社会問題研究所客員研究員)、水島祥子(松山東雲女子大学・松山東雲短期大学宗教主事)、藤原佐和子(日本ルーテル神学校・同志社大学非常勤講師)(順不同・敬称略)

〔研究期間 2019年4月~2022年3月(3年間)   『富坂だより』43号に
紹介

「北東アジアにおける平和思想史」研究会

 2018年10月発足。
 過去に遡れば、富坂キリスト教センターでは2012年以降、池明観先生の来日を契機に、北東アジアの平和について学ぶ機会を得ました。
 センターでは1982年以降「民衆神学研究会」を立ち上げ、安炳茂先生や朴ソンジュン先生たちとの協働で、92年からロシア、中国、北朝鮮、韓国、日本の研究者による「東アジア和解のための五カ国国際学術討論会」を開催し、研究成果を刊行しています。
 本研究会では、日韓関係、北東アジア(中国、北朝鮮、台湾をふくむ)を視野に入れ、東アジア史の明日を展望しつつ「平和思想」について多角的、学際的に考察することを目的とします。
 これまでの平和思想に関する先行研究に学びつつ、「平和思想」から導き出される、「連帯の倫理」、「希望の倫理」、「国際連帯のパートナーシップ」等の実践的な働きにも貢献できることを願っています。
【メンバー】
  山本俊正(座長・関西学院大学教員)、金敬黙(キム キョンムク)(担当主事・早稲田大学教員)、李鐘元(イ ジョンウォン)(早稲田大学大学院教員)、松井ケティ(清泉女子大学教員)、李贊洙(イ チャンス)(韓国・ソウル大学統一平和研究院HK研究教員)、謝志海(シャ シカイ)(中国・共愛学園前橋国際大学教員)、黄哲彦(ンー テッガン)(台湾・台湾基督長老教会牧師)、岡野八代(同志社大学教員)、神山美奈子(名古屋学院大学教員)、大城尚子(沖縄国際大学教員)(順不同・敬称略)

〔研究期間2018年10月-2021 年(3年間)  『富坂だより』42号に
紹介

「共同研究「スペイン・インフルエンザとこの国のキリスト教」


「人間関係とコミュニケーション」研究会

 2017年10月発足。
 本研究会では、コミュニケーションの新しい概念や技法を積極的に学びつつ、聖書のメッセージに導かれ、「人間関係とコミュニケーション」の基礎的概念を神学的に整理し、「社会倫理と霊性」の観点を大切にした教科書・ワークブック作りに取り組みます。一般向けのコミュニケーションの教科書にはないこれらの視点を基盤に、キリスト教会の成人・青年クラスで用いられるテキストの構築を念頭に置いています。さらに、単なる理論に終わらせることなく、将来的に、共同生活による参加型研修の実施を目指しています。
 研究会は3年間の計画で、月1回程度のZoomを使ったインターネット会議、そして年1回程度の合宿での交流を通じて、研究会メンバー自らが真実な関係性の構築を体験しつつ、本研究会を進めて参りたいと考えています。

◆活動を終えた研究会◆

「子どもの貧困とキリスト教」

 2016年10月発足。
 日本では現在、18歳未満の子ども6人に1人が貧困状態にあるとされ、「子どもの貧困」として社会的に知られています。中でも、母子世帯や外国籍世帯、「沖縄」の特に厳しい状況は、貧困が経済的な問題にとどまらず、「複合的な社会的不利の集積した問題」であることを示しているといえるでしょう。
   富坂キリスト教センターでは、2016年度から 「①子どもの貧困をできる限り可視化し、その実相を検証する。②これまでの実践的な取り組みの事例(成功と失敗)を調査する。③キリスト教教育の視座から、子どもを神学的に意味づける。④日本におけるキリスト教主義学校・キリスト教保育・キリスト教児童福祉の現場と教会の社会的使命と独自性を明らかにする」―を具体的課題として、「子どもの貧困とキリスト教」研究を開始します。

2020年2月『奪われる子どもたち』(教文館)出版。

「戦中・戦後の日本の教会 戦争協力と抵抗の内面史を探る」

 2015年10月発足。
 富坂キリスト教センターは、土肥昭夫先生を中心に「近代天皇制」共同研究を三期にわたって継続し、近代日本の歩みとキリスト教との関わりを、天皇制を軸として歴史的に検証して来ました。
 その成果を踏まえつつ、これまでの包括的な研究では触れ得なかった個別研究、すなわち戦時下をくぐり抜けたキリスト者たちの内面に分け入って、それぞれの信仰と時代局面との矛盾や葛藤を抉出することを試みるため、新たに研究会を立ち上げました。
 戦時下において日本の教会とキリスト者がその時々にどのように時代を認識し、順応と抵抗との間を揺れ動いたのか。また植民地統治下のアジアのキリスト者たちが日本の教会に何を期待したのか。そして日本の教会はそれにどのように応えたのか、応えられなかったのか。
  この研究会の視座は、戦時下における日本、台湾、朝鮮、中国のキリスト者たち、さらに女性、子どもたちの目に、それはどう映っていたかにも向けられます。
〔研究期間2015年-2017 年   『富坂だより』36号に 紹介
2019年6月『協力と抵抗の内面史』(新教出版社)出版。
【メンバー】
戒能信生(座長/日本基督教団千代田教会牧師)、 李省展(恵泉女学園大学教員)、 徐正敏(明治学院大学教員)、 渡辺祐子(明治学院大学教員)、 上中栄(日本ホーリネス教団鵠沼教会牧師)、 大久保正禎(日本キリスト教団王子教会牧師)、  高井ヘラー由紀(明治学院大学教員)、 矢吹大吾(担当主事・日本基督教団四街道教会牧師)

「沖縄における性暴力と軍事主義」

 2014年4月発足。
 女性を主体にした研究会。それぞれがこれまで沖縄および主題の問題と関わってた。国内外に広く貢献できるような新たな成果を出した。
〔研究期間2014年-2016 年   『富坂だより』33号に 紹介
2017年9月『沖縄にみる性暴力と軍事主義』(御茶の水書房)出版。
【メンバー】
山下明子(座長/世界人権問題研究センター研究員、富坂キリスト教センター運営委員)、高里鈴代(「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」)、宮城晴美(沖縄女性史家)、山城紀子(フリージャーナリスト)、安次嶺美代子(元沖縄県高教組委員長)、川田文子(ノンフィクション作家)、鄭暎惠(大妻女子大学大学院教員)、秋林こずえ(同志社大学教員、「女性・戦争・人権」学会会長)、大嶋果織(担当主事、共愛学園前橋国際大学教員、富坂キリスト教センター運営委員)

「脱原発社会と未来世代への責任」  

   豊かな顔ぶれで、それぞれ専門の立場から、また市民運動の立場から、力強く関わってこられた 現代を生きる私たちの責任で、脱却の道筋を示し、未来世代への希望のバトンを渡していくよう3年をかけてまとめた。
〔研究期間2013年-2015 年   『富坂だより』31号に
 紹介
2016年8月『原発と宗教 未来世代への責任』(いのちのことば社)出版。

【メンバー】
内藤新吾(座長/日本キリスト教協議会平和・核問題委員長、日本福音ルーテル稔台教会牧師)、山口幸夫(原子力資料情報室共同代表、市民科学者)、河合弘之(脱原発弁護団全国連絡会代表、弁護士)、山田真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表、医師)、新藤宗幸(千葉大学名誉教授、行政学専門政治学者)、吉田由布子(「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長)、西岡由香(N・WIP「ながさき女性国際平和会議」代表、漫画家)、兼松秀代(「放射能のゴミはいらない市民ネット・岐阜」代表)、安田治夫(元富坂キリスト教センター「自然・科学技術・人間」研究会主事、日本基督教団大和教会牧師)、岡田仁(担当主事/富坂キリスト教センター総主事)

「社会事業の歴史・理念・実践~ドイツ・ベーテル研究会」

ドイツのベーテルを手がかりにわが国の社会福祉施設や社会事業所、作業所などの実態に学びつつ、ディアコニーの歴史と根幹、福祉の原点、また人間の尊厳、将来の福祉のあり方とその可能性について検証。
〔研究期間2011年-2014年   『富坂だより』27号に
活動の紹介
2014年9月『行き詰まりの先にあるもの ディアコニアの現場から』(いのちのことば社)出版。


【メンバー】
 山本光一(座長/日本基督教団京葉中部教会牧師)、向谷地悦子(「浦河べてるの家」サービス管理責任者)、橋本孝(宇都宮大学名誉教授)、長沢道子(「牧ノ原やまばと学園」理事長)、平田義(愛隣デイサービスセンター所長)、難波幸矢(瀬戸内ハンセン病人間回復裁判を支える会代表)、岡田仁(担当主事/富坂キリスト教センター総主事)

「日韓キリスト教関係史」研究会 

「日本の国公立学校における宗教教育」研究会

  • 『富坂だより』23号に活動紹介。2010年8月『宗教を考える教育』(教文館)出版。

    【メンバー】
    鈴木範久(座長/立教大学名誉教授)、ゾンターク・ミラ(担当主事/富坂キリスト教センター総主事)、カルマノ・ミカエル(南山大学学長)、頼住光子(御茶ノ水女子大学教授)、磯岡哲也(淑徳大学教授)、フィールス・ドロテア(モナシュ大学〔オーストリア〕、成城大学客員教授)、シュワーブ・ウルリヒ(ミュンヘン大学教授)、貝塚茂樹(武蔵野大学教授)、播本秀史(明治学院大学教授)、イ・チュンソン(韓国平和と人権と宗教教育研究所所長)

「在日の自治と人権」研究会


「思想・良心・信教の自由」研究会

「天皇制とキリスト教」研究会 V

    

「戦後キリスト者平和運動」研究会

「憲法・自衛隊・国連」研究会

1999年-2003年に活動。資料集の刊行。『富坂だより』16号に刊行報告
【メンバー】
鈴木正三(座長/TCC総主事)、山本光一(担当主事/北海道クリスチャンセンター)、武田武長

「新宗教運動」研究会

NCC宗教研究所との共同プロジェクト。1999年-2003年に活動。
『あなたはどんな修行をしたのですか?』(新教出版社 2004年)を刊行。 『富坂だより』13号に書評
【メンバー】
幸日出男(座長)、志村 真(担当主事/日本基督教団上下教会牧師)、鈴木正三(TCC総主事)、マルチン・レップ、野田正彰、春木進、坂和優、寺園喜基

「現代世界における霊性と倫理」研究会

「東アジア食糧問題」研究会

この研究会は1990年代に富坂キリスト教センターと韓国神学研究所の共催で続けられた「東アジアの平和を求める5ヶ国学術会議」(日本、韓国、朝鮮、ロシア、中国)が生み出した研究会ともいえます。一昨年度は中国と朝鮮の国境地帯に調査に行ったりしました。またニュース・ソースの提供も行いました。
『北朝鮮の食糧危機とキリスト教』(新幹社 2008年)を刊行。『富坂だより』22号に出版報告
【メンバー】
朴ソンジュン(2001年から座長/元TCC協力主事・韓国聖公会大学講師)、賈 晶淳(担当主事/日本基督教団百人町教会牧師)、森山浩二、飛田雄一、重村智計、宋 寅愛、鈴木正三(1998-2000年まで座長/TCC総主事)、岩田澄江(2000年以降参加辞退)、秋月望(2001年以降参加辞退)

五カ国プロジェクト(プロジェクト・アン)

    

「現代中国キリスト教資料編纂」研究会

「近代日本キリスト教女性史」研究会 II

  • 期間1997年-2001年。『女性キリスト者と戦争』(行路社 2002年)を刊行。『富坂だより』11号に書評。『富坂だより』2号に関連記事
    【メンバー】
    荒井英子(担当主事/恵泉女学園大学専任講師)、倉橋克人、奥田暁子、海保洋子(1997年辞退)、絹川久子、井桁 碧、大里喜美子、片野真佐子、加納実紀代、出岡 学、徳江さやか

「天皇制とキリスト教」研究会 IV

  • 研究期間1996年-2001年。『富坂だより』1号に活動報告『大正デモクラシー・天皇制・キリスト教』(新教出版社 2001年)を刊行。『富坂だより』9号に書評
    【メンバー】
    土肥昭夫(座長/同志社大学名誉教授)、片野真佐子(担当主事/大阪商業大学教授)、青野正明(聖和大学講師)、飯島 信(足立区立立花保中学教員)、伊藤 晃(千葉工業大学教授)、今井清一(横浜市立大学名誉教授)、掛川トミ子(関西大学)、倉橋克人(長崎外国語短期大学)、佐野道夫(四国学院大学教授)、西田 毅(同志社大学教授)、葛井義憲(名古屋学院大学教授)、藤野 豊(埼玉大学講師)、出岡 学(法政大学女子高)、松尾尊允、金子啓一(立教大学助教授、1999年参加辞退)

「東アジアの宣教と神学」研究会

研究期間1995年-2001年。『鼓動する東アジアのキリスト教』(新教出版社 2001年)、Vitality of East Asian Christianity (ISPCK,2004)を刊行。 『富坂だより』8号で特集
【メンバー】
渡辺英俊(座長)、パク・ソンジュン(95-96年担当主事)、金子啓一(97-98年担当主事)、吉田 恵(99-01年担当主事)、栗林輝夫、徐京植、本田哲郎、山野繁子

「牧会心理」研究会 Ⅱ

  • 「第一次「牧会心理」研究会でまとめた『心の病いとその救い』が現在まで非常によく読まれ、韓国語訳まで出ましたので、その第二次研究会として発足しました。第一次の『心の病いとその救い』が結果として分裂病と言われる症状に悩む人たちによく読まれているので、第二次研究会ではうつ症状に悩む人たちに重点をおく予定です」
    『いやしから救いへ - 心の病とその救い2』(新教出版 2008年)を出版して終結。『富坂だより』20号で特集。『富坂だより』2号に関連記事
    【メンバー】
    賀来周一(座長/ルーテル学院大学教授)、吉岡光人(担当主事/日本基督教団吉祥寺教会牧師)、平山正美、大橋保子(聖心女子大学カウンセラー、聖心会)、鈴木純一(海上寮保養所医師)、五味淵 隆(精神科医、東京都精神医学研究所勤務)、小川 恵、(精神科医、天台宗僧侶、青木病院勤務)谷中輝雄(「やどかりの里」代表)、小島誠志、藤掛 明(心理技官、神奈川医療少年院)

「正義・平和・環境保存」研究会 (アジアの中の日本の「JPIC」受容継続プロジェクト)

  • 「JPIC」は“Justice, Peace and the Integrity of Creation”の略。研究期間1994-2000年。『地球のみんなと生きる』(新教出版社 1999年。英語版Living Togather Everyone on the Earth, 2000)を刊行。『富坂だより』2号に活動報告、3号に書評
    【メンバー】
    秋山眞兄(座長/NCCフィリピン委員会幹事、TCC理事)、ウルリッヒ・デーン(94-95年担当主事、1995年度途中まで参加/TCC協力主事)、貝沼信(95-96年担当主事)、石井智恵美(96-00年担当主事)、李清一(CCA・URM 大阪)、金子啓一(立教大学教員、1997年参加辞退)、北川規美子、滝澤 貢(日本基督教団遠野教会牧師)、山野繁子(聖公会神学院教員)、山本俊正、飯田瑞穂(1998年より参加)

「ODA」研究会 (I-II)


  • 〔第2期〕
    研究期間1993年-1995年。対スリランカODAの研究。『傷ついた真珠』(游学社 1995年)を刊行。
    【メンバー】
    阿蘇敏文(担当主事/日本基督教団百人町教会牧師)、岩田澄江、上田啓子、岡田則子、久保祐輔、鷲見一夫、徳永俊明、中村尚志、松井やより、N. Shanmugaratnam

「自然・科学技術・人間」研究会 (I-II)

  • 〔第1期〕
    研究期間1987年-1992年。
    『富坂だより』1号に
    活動紹介『エコロジーとキリスト教』(新教出版社 1996年)を刊行。
    【メンバー】
    村上陽一郎(座長/東京大学教授)、安田治夫(担当主事/日本基督教団竹原教会牧師、TCC非常勤主事)、ルベン・アビト(上智大学助教授)、宇井 純(沖縄大学教授)、木村利人(早稲田大学教授)、高木仁三郎(原子力資料情報室世話人)、武田武長(山梨英和短大助教授)、古谷圭一(東京理科大学教授)、村上 伸
    〔第2期〕
    研究期間1993年-。
    『科学技術とキリスト教』(新教出版社 1999年)を刊行。『富坂だより』3号に出版報告
    【メンバー】
    古谷圭一(座長/東京理科大学教授)、上山修平(担当主事/日本基督教会仙台黒松教会牧師)、村上陽一郎、安田治夫(TCC非常勤主事)、谷村禎一(九州大学助教授)、今井尚生(京都大学大学院、同志社大学非常勤講師)、家田貴子(神戸大学大学院)
    

「人間の問題としての農業」研究会

    

「戦後50年のドイツの社会と教会」研究会

研究期間1991年-1995年。
『戦後ドイツの光と影』(新教出版社 1995年)を刊行。
【メンバー】
村上 伸(座長/東京女子大学教授)、武田武長(担当主事/山梨英和短期大学教授)、河島幸夫(西南学院大学教授)、芝 健介(東京女子大学助教授)、暉峻淑子(埼玉大学、日本女子大学教授)、松永美穂(フェリス女学院大 学助教授)、三輪晴啓(元NHK国際局記者、駒沢女子大学助教授)、安野正明(広島大学助教授)、山下公子 (富山国際大学助教授)、松下たえ子(成蹊大学教員)、根本孔衛(弁護士、被爆者援護法調査研究委員会委員長)、クラウス・シュペンネマン(同志社大学〔Klaus Spennemann〕)

「民衆女性と近代キリスト教」研究会

  • 研究期間1989年-19xx年。
    『近代日本のキリスト教と女性たち』(新教出版社 1995年)を刊行。
    【メンバー】
    荒井英子(担当主事/多磨全生園・秋津教会牧師)、江藤直純(日本ルーテル神学大学助教授)、大島有紀子(女性の家 HELP 顧問弁護士)、太田淑子(恵泉女学園大学講師)、倉橋克人(梅花短期大学講師)、山下明子(同志社女子大学講師)、山本礼子(和洋女子大学教授)、片野真佐子(大阪商業大学助教授)、西連寺育子(上野学園大学短大助教授)、高木孝子(ノートルダム清心女子大学助教授)
    

「キリスト教と天皇制」研究会 III

〔第3期〕
研究期間1989年-19xx年。
『近代天皇制の形成とキリスト教』(新教出版社 1996年)を刊行。
【メンバー】
土肥昭夫(座長/同志社大学教授)、片野真佐子(担当主事/大阪商業大学助教授)、今井 修、姜 尚中、本井康博、松本三之介、エルンスト・ロコバンド(Ernst Rokowandt)、西田 毅、中島三千男、鈴木正三(TCC研究主事)

「キリスト教と天皇制」研究会 I

    

「日韓キリスト教関係史」研究会

1923年以降の日韓キリスト教関係史資料の収集・整理・翻訳。
『日韓キリスト教関係史資料 Ⅱ』(新教出版社 1995年)を刊行。 〔第1期〕 研究期間1989年-19xx年。
【メンバー】
小川圭治(座長)、池 明観(座長〔発足当初〕)、井田 泉(担当主事)、森山浩二、桂川 潤、貝沼 信、飯島 信、金根熙〔キム・グンヒ〕、石井智恵美、鄭燦宇〔チョン・チャヌ〕、金承台(韓国基督教歴史研究所〔キム・スンテ〕)、山口明子、斉藤菜月

「現場の神学」研究会

研究期間1988年-19xx年。
『現場の神学』(新教出版社 1993年)を刊行。
【メンバー】
阿蘇敏文(座長)、ウルリッヒ・デーン(担当主事/TCC協力主事)、野村祐之、秋山眞兄、吉村 謙、梶原 寿、エドワード・ブジョストフスキー、岩田雅一、貝沼 信、エルザベート・カトー、畠山保男

「牧会心理」研究会

  • 研究期間1993年-1995年。『富坂キリスト教センター報告書』No.3に活動報告

    『心の病とその救い』(新教出版社 1991年)を刊行。
    【メンバー】
    斎藤友紀雄(座長/「いのちの電話」総主事)、鈴木正三(担当主事/TCC研究主事)、川路アメリア(カトリック修道女)、鈴木浩二(国立精神・神経センター室長)、鈴木和子(国立精神・神経センター研究員)、原 研治(都立梅ヶ丘病院精神科医師)、三木恭平(永福町教会牧師、東京神学大学講師)、山本将信(日本基督教団西片町教会牧師)
    

「民衆神学」研究会

韓国神学研究所との共同プロジェクト(第1期))。研究期間1986年-1988年。『富坂キリスト教センター報告書』No.3に活動報告
『民衆が時代を拓く ―民衆神学をめぐる日韓の対話― 』(新教出版社 1990年)を刊行。
【メンバー】
東海林 勤(座長/農村伝道神学校教授)、鈴木正三(担当主事/TCC研究主事)、大貫 隆(東京女子大助教授)、金子啓一(西南学院大学講師)、木田献一(立教大学教授)、金 桂昊(在日大韓教会牧師)、倉塚 平(明治大学教授)、池 明観(東京女子大教授)、富山妙子(画家)、弘田しずえ(カトリック修道女)、和田春樹(東京大学教授)

牧師研修会

第二回合同研修会

松山委員会(前・鹿児島委員会)

テーマ「主を畏れる――主の祈りを生きる――」
報 告(「富坂だより」15号) 
【メンバー】小島誠志(委員長/日本基督教団松山番町教会牧師)、広瀬満和(担当主事/日本基督教団松山城北教会牧師)、野村忠規、篠浦千史、生原美典、廣澤幹夫、小林秀樹、木村一雄、布田秀治

八甲田委員会

テーマ「主を畏れ、主に仕える」
報 告(「富坂だより」12号) 
【メンバー】松村重雄(委員長/日本基督教団弘前南教会牧師)、渡辺兵衛(担当主事/日本基督教団青森教会牧師)、小笠原亮一、白戸 清、竹内郁夫、松村枝美、渡辺正男
【会 場】日本キリスト教団八甲田伝道所(青森県黒石市)

企画委員会

報 告:座談会「牧師研修プロジェクトが企画していること」 (「富坂だより」11号) 
【メンバー】池田 伯(委員長)、岡田 仁(担当主事)、荒井 仁、小島誠志、大庭昭博、松村重雄、布田秀治、渡部兵衛、増田 琴
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